ふるさと「佐本」
鼓太郎は、紀伊半島のほぼ南端、すさみ町の山の中にある集落「佐本」で活動しています。
空気がきれいで、あちこちで鳥がさえずり、川のせせらぎが聞こえるとてもすてきな所です。
ここは、住民のほとんどがお年寄り。小中学校も平成21年3月に廃校になってしまいました。
いわゆる「限界集落」です。
廃校になるまで、全校生徒十数名の佐本小中学校の生徒児童が取り組んでいたのが和太鼓でした。
閉校式の日、彼らは全員で最後の太鼓演奏を披露しました。
その伝統を引き継いでいきたいという気持ちもあります。
若い人や子供たちの姿がどんどん見えなくなっていく中、わたしたちはここに残り、少しでも地域の活性化のお手伝いができたらと思っています。