ふたりの師

鼓太郎には、ふたりの「師」がいます。

現在指導していただいている湯浅町の嶋本龍氏は、和太鼓奏者としても活躍しています。
2010年11月に埼玉県熊谷市で行われた「太鼓祭inくまがやドーム 日本一決定戦」ではみごと大太鼓の部で準優勝を果たしました。

前任の指導者が都合により来れなくなったあと、2010年1月より指導をお願いしました。
基礎レッスンから舞台上での細かい表現まで、ひとりひとりの個性を活かして指導してくださっています。

鼓太郎が演奏している「刃」「響き」は、嶋本氏が提供してくださっている曲です。
「刃」の初舞台のときは、わざわざ周参見まで応援に駆けつけてくださいました。

鼓太郎がまだ太鼓を始めたばかりで何もわからない時期に指導を引き受けてくださったのが、串本町の山本勲氏です。
山本氏は、津軽三味線と和太鼓のセッションバンド「ジオング」で活躍しています。

何もできない私たちに、バチの握り方から辛抱強く指導してくださいました。

鼓太郎のために「KIZASHI(兆し)」という曲を作ってくださいました。
わたしたちはこの曲で初めての舞台を踏んだのでした。
山本氏がいなかったら、わたしたちは舞台にたつことなどできなかったはずです。

このふたりの指導者なしには鼓太郎は考えられません。

このおふたりに鼓太郎は育てられました。心から感謝しています。
わたしたちにとっては、かけがえのない先生です。